上顎の骨が薄いケース(2)CASE6

上顎大臼歯部の欠損に対しては、副鼻腔(上顎洞)の大きさによって、そのままインプラントを埋め込むことができる場合、ソケットリフトにより上顎洞の処理をする場合、さらにサイナスリフトを行って、上顎洞の処理を行う場合、の三つの方法があります。レントゲン検査やCT検査により決定しますが、手術の大きさと経済的な面からいうと、できるだけサイナスリフトは避けてソケットリフトを選択するように計画を立てます。

62歳、女性:右上第一大臼歯、第二大臼歯を喪失し、義歯を作りましたが、違和感に耐えられず、全く使用していませんでした。しかし、左側だけで噛んでいるのは、かみ合わせにとって良くないことを自覚し、インプラントの手術を受け入れられました。

上顎洞がやや大きく、インプラントを入れる骨が薄いため、2本ともソケットリフトを行って、上顎洞を4mm上方に押し上げて、さらに骨を移植してインプラントを埋め込みました。

症例6
症例6

インプラントをしてよかったと思っています。手術はあれっと思っているうちに終わっちゃったし、何でも噛めるし、いうことなしです。

治療費の目安 ソケットリフト1本¥110,000。
インプラント1本¥440,000。
治療期間の目安 4~6か月
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