アンチエイジング

 近頃、アンチエイジングという言葉を、特にサプリメントや美容整形の領域で聞かれることが多くなっていますが、日本語では「抗加齢」あるいは「老化阻止」と言うようです。
 老化阻止、不老と言えば、秦の始皇帝の時代から夢見られ、その命により、不老不死の仙薬を求めて、この国を訪れた者もいました。しかし、現代のアンチエイイングは単なる「不老」を望んでいるのではなく、ましてや「不死」を求めてもいません。現代医学は体を構成する細胞の分裂回数には限りがあることを知っており、そのため死が免れないものであることを認識しています。
 従って、アンチエイジングのめざすところは、アンバランスな老化を防ぎ、「いつまでも若々しく美しく、そして健やかに老いる」ことであり、QOL(生活の質)を高く保ちながら「健康長寿」することなのです。
 老化(エイジング)の原因には、活性酸素(フリーラジカル)による細胞の酸化、遺伝子の変異、ホルモンの低下、免疫力の低下等が考えられており、これらを防止することが、アンチエイジング医学であり、食事、運動を中心とする生活習慣の改善をはじめとして、サプリメント(抗酸化物質としてのビタミンC、E、各種ポリフェノール等)等の栄養指導が行われています。
 歯科においてもアンチエイジングに寄与するところ大であります。とりわけ、インプラント治療によって、口元の美しさ、若々しさを取り戻し、またしっかり噛めることによって、心の充実感が得られ、心身共に若々しさを保つことが可能となります。
unti-aging.JPG

投稿日:2008年1月23日  カテゴリー:未分類

ページトップへ
PAGE TOP