新着情報

新着情報:2008年07月16日分

« おしらせ |

 

2008年07月16日:ITIメンバーズ・ミーテイング

 当院で扱っているインプラントは、スイスのベルン大学歯学部が中心となっているITI(International Team for Implantology)という学術組織が考案、開発したもので、生産、販売はストローマンという会社が担っています。
 このインプラント・システムが優れているのは、第一に手術が一回で済み、患者さんの苦痛が少なくて済むということです。また骨と接触する部位の表面にITIならではの特殊な処理を施してあり、骨との結合(骨統合、オッセオインテグレイション)が早く、また確実であるために安心して使えることです。
 ITIという学術団体は、これまで歯の再生療法を含めたインプラントの開発、研究および教育を行って来ており、メンバーは現在、世界で5,000人、日本では200人ほどで、かなりの勢いで、数が増えています。そこで、ITIの財政が確立されたことにより、生産、販売を行っているストローマン社と独立し、今までよりもより教育面の充実を図るとともに、世界的にも組織化をより一層高めることを意図しています。
 その一環として今回(2008年6月28日)日本における第一回ITIメンバーズ・ミーテイングが開催されました。私もメンバーとして参加しましたが、スイス、バーゼルをセンターとして、世界各国の支部(セクション)を網の目のように結ぶネットワークが確立され、各国内の教育を充実させようとする意欲が漲っていました。またITIが主催する学会では、ITIだけでなく、他のインプラントシステムの成果をも発表、意見交換をおこない、学会の活動を普遍性の高いものにしようと意図しています。インプラントシステムを生産、販売している企業が主催する学会はその企業に依存した内容にならざるを得ないものですが、ITIはその弊害から脱却しようとしています。
 現在、インプラントは商業的に儲かるものと考えられ、多くの歯科関連企業が参入して、何十種類ものインプラントが売り出されていますが、多くは先行商品の焼き直しです。やはり、リードしているインプラント・システムは最初にオッッセオインテグレイションの概念を提唱し、現在のインプラント学の基礎を築いたブローネマルク・インプラント、そして一回法の手術法を最初に提唱し、研究、教育に力を入れているITIインプラントが嚆矢と言えるでしょう。
 インプラントの手術を受ける前にどのインプラント・システムを使っているのかを、よく知って、真に信頼のおけるインプラントを施術されることをお勧めします。


meijijinnguu1.JPGmeijijinnguu2.JPG

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)